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    守備(チームのプレッシング)の指導案


    Over-18(大学以上) パス&コントロール ドリブル コーディネーション フィジカル

    今回は、チームの守備の中でも、相手が後方からビルドアップしてきた場合の、プレッシングの指導案を作成して見たいと思います。
    U12年代から取り組めますが、ある程度、その週の対戦相手を想定した、より実践的な指導案になってくると思います。
    今回の指導案は、チーム戦術に関わる部分なので、個人の能力の獲得に重きを置くより、チーム内の共通理解を深めるためのものとなります。
    とはいえ、プレスのかけ方や身体の向き、タイミングなど、個人の能力に関わるので、十分個人戦術を鍛えることもできますね。
    チームのゲームモデルに当てはめて、個人の能力を延ばせるという考えも持っておきましょう。

    今回の練習メニュー作成のポイント

    練習の流れ
    1、ウォーミングアップ(パスアンドゴー)
    2、トレーニング1(5対3ポゼッション)
    3、トレーニング2(7対7スモールサイドゲーム)
    4、ゲーム形式
    練習のポイント
    今回はウォーミングアップを軽めに行い、ゲーム形式のトレーニングに時間を割くようにします。
    身体的にも、精神的にも負荷がかかるので、週の中間あたりに行うのが理想的です(試合直後は、回復を必要とし、試合直前も回復を必要とするため)
    また「相手のビルドアップを阻害する」という、ある程度限定的な局面のセッションなので、その状況をオーガナイズによっていかに再現するかが肝になります。
    例えば、最後のゲームでも、「ボールを奪ったチームはキーパーへバックパスをすれば攻撃できる」というルールを加えるだけで、ビルドアップの状況はなんども再現されます。
    指導のポイント
    どのタイミングで、プレスをかけるのか、身体の向きはどうなのか、何処でボールを奪いたいかなど、ある程度指導者が具体的な指針を持っていることが大切です。
    具体的な指針をもとに、個別の現象を抽出して選手に説明し、チームで考えをすり合わせていく必要があります。
    よって、この指導案を用いる場合は、チームでしっかりコミュニケーションができる状態を作っておく必要があります。

    この1日のメニューの指導案はこちらから

    ウォーミングアップ

    プレスをかける動きを用いたウォーミングアップです。しっかり止まれることも意識しましょう。

    トレーニング1

    5対3のポゼッションです。3人で協力してボールを奪います。

    トレーニング2

    実際とは小さめのピッチでゲーム形式のトレーニングです。

    この1日のメニューの指導案はこちらから

    執筆者

    シェアトレ運営部

    シェアトレを運営している筑波大学のメンバーです。日々指導者のために勉強中です


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    \ 実際に現場で活躍している指導者の方々が作成した1日の練習メニューや指導案を、よりスムーズに確認することが可能になりました! /


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