練習の効果
攻守切り替えの戦術練習
手数をかけない攻撃の練習
練習手順
30m幅になるようにラインを2本引く
片方のライン上にミニゴールを2個並べる
ゴール側手前5mにもラインを引く(シュート禁止エリア作成のため)
プレーヤーを2組に分けて、それぞれ3対3形式にする
攻撃役はゴールすぐ脇で待機して、守備役は少し後方にて待機
合図を元に、攻撃役はパス交換して30m先まで進む
守備役は後追いする
攻撃役はラインを越えたら一度ボールを手放し、素早くターンする
ターンしてからは手数をかけないように素早くゴールを狙う(どちらのゴールでも良い)
守備役も素早くプレッシャーをかけて守備を行う
繰り返す
練習のポイント
トランジションの状態において、有利な局面を作り出すためのメニューです。
トランジションとは攻守が切り替わる状態を指しています。このファジーな状況で有利な状態を引き出すために、チームとして切り替えを促すことは効果的です。動画では、攻撃役がボールを運んだあとターンを行って攻撃を再開しています。つまり、一度ボールを失った後に奪い返して攻撃に転じている状態を作り出し、手数をかけないで得点を狙っています。
もっとトランジションの状態を作り出したい場合は、プレーヤーとゴールを対面の3対3に分けたうえ、中間地点にボールを複数設置してヨーイドンでもいいかと思います。
所要時間 | 人数 | 難易度 | 道具 |
---|---|---|---|
20分~30分 | 11人~ | 中級 | ミニゴール 4個 |