【守備ライン構築・導入に!】4対4の対面パス・守備練習で組織守備を落とし込む

練習の効果

ライン守備の戦術・スキル向上
ライン間を抜くパススキル向上

練習手順

フラッグとマーカーそれぞれ4個を使ってタテ20m×ヨコ30mのエリアを作る
ヨコ30mを10mずつ区切るように、マーカー4個を設置する
エリア中心点にマーカーを1個設置する(それぞれの自陣を分けるため)
プレーヤーを6人ずつ2チームに分けて、そのうち4人を両エリア内に配置する
残った4人は各々のチームエリアの反対側フラッグごとに一人ずつ待機する
片方のチームは攻撃役となり、相手守備ラインのスキをついてフラッグで待機しているプレーヤーにパスを通す
もう一方は守備役となり、背後にパスを通されないようにラインコントロールして守備を行う
ミス、ディフェンス成功またはパス成功で攻守を切り替える
フラッグ方向へのパス出し可能エリアは、3個に区切ったエリア自陣中央内(片方5m×20m内)とする
守備チームには、正対するプレーヤーに対してプレッシャーのオンオフを意識させチャレンジ&カバーを徹底させる
繰り返す

練習のポイント

ラインコントロールで対応する守備戦術・スキル練習です。

失点リスクが高くなる自陣中央部分をしっかりと守るためには、守備ラインを構築してゾーンで守る事が有効です。このメニューでは攻撃側が有利になる縦パスのケアをしながら、ボールホルダーにプレッシャーを組織的にかけることを目的としています。正対するプレーヤーがボールホルダーになった(なる前)に、しっかりと前進してプレッシャーをかけましょう。同時に、隣の守備者もカバー体制に入らないと、スペースが出来てしまうのでライン全体の動きも考慮して相手の選択肢を減らしましょう。

もちろん攻撃側の練習にもなります。素早くパスを回して、ラインギャップを生み出すことで有効な縦パスを狙います。上記にもありますが、縦パス可能ゾーンを設定しないと後方からの浮き球パスで事足りてしまうので注意してください。

また、動画では加点形式のゲーム要素を採り入れています。負けたチームにランニングを課していますが、各々の指導に合わせて採り入れてみましょう。

所要時間 人数 難易度 道具
10分~20分 11人~ 中級 フラッグ
4個
マーカー
9個

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