練習スペースが狭い時の指導案

今回は練習スペースが狭い時の指導案について考えていきたいと思います。
天候の状態や練習場所(学校であれば様々な制約がありますよね)によっては、練習するための満足な環境を子供達に提供できない時があります。
そんな時であっても、限られたリソースを最大限に生かして、子供達が集中できて、身になるトレーニングをしたいものです。今回はそんな時用の指導案を作成してみました。
今回はあくまでも一例ですが、コツを掴めば、狭くても案外豊富なメニューを構成できるようになります。
もちろん、練習スペースが十分にあっても、使える練習メニューなので、通常通りの練習時も取り組んでも良いでしょう。

今回の練習メニュー作成のポイント

練習の流れ
1、ウォーミングアップ(マーカードリブル練習)
2、トレーニング1(フリードリブル練習)
3、トレーニング2(1対1トレーニング)
4、ゲーム形式

練習のポイント
まず、可能な限り1人ボール1個持った練習を多めにしてあげましょう。狭い時は割り切って「ボールコントロールを徹底的磨く」という風に割り切ってトレーニングするのも良いでしょう。
また、トレーニングの環境にもよりますが、選手の安全確保も大切な要素です。
狭いピッチであれば、どうしても遊具や建物が近く、転んだ時などに危険がある場合があります。練習の環境に最大限の配慮をすることで子供たちを預ける保護者も安心できます。
今回の場合は、ボールを蹴りだすような練習は除き、またシュートではなくドリブル通過にすることで、周りのものを破損させる危険も抑えることもできます。

指導のポイント
明確にテーマのある練習ではないですが、例えば練習前に「今日は狭いからこそボールコントロールをひたすら磨こう」というように声をかけてから行うと、子供達も練習に意義を見出し練習に集中して取り組むかもしれませんね。
また指導中も、選手の安全面に気を配ることは忘れないでおきましょう。

この1日のメニューの指導案はこちらから

>この指導案pdfファイルはこちら

ウォーミングアップ

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シンプルなマーカードリブルの練習です。

トレーニング1

グリッド内で自由にドリブルです。工夫次第でバリエーションを持たせられます。

トレーニング2

狭い場所でもできる1対1です。

この1日のメニューの指導案はこちらから

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