今回はパス&コントロール導入の指導案の作成をして見たいと思います。
一般的なレベルであれば、初めは試合もキックとドリブルの見分けがつかない、カオスな状態でゲームが進められます。
少しずつ慣れてくると子供たちはパスを覚えるようになります。だいたい3年生以上になると思いますが、いわゆる「止めて蹴る」ことをテーマに指導していきます。
今回はまず正確にパスができるようになり、目の前の相手に当たらないよう、パスの出し手と受け手が調整できるようになることです。
今回の練習メニュー作成のポイント
練習の流れ
1、ウォーミングアップ(2人組パスゲーム)
2、トレーニング1(パス練習相手付き)
3、トレーニング2(4対2ポゼッション)
4、ゲーム
練習のポイント
単純な対面パスはこの年代には退屈だと思うので、出来るだけゲーム性があったりだとか、動きのあるメニューを選びました。
まず初めは楽しみながら目標をクリアするために、自然とパスとコントロールを正確にすることを意識してもらいたいと思います。
トレーニング1は、動画では相手は存在しませんが、慣れてきたらおっかけやくをつけてあげても良いですね。
トレーニング2のポゼッションは、鬼を1人にし、コートのオーガナイズを変えて難易度を調整しください。
指導のポイント
当然導入段階ですので、たくさんミスが起こると思います。
その時に「ミスをしないでおこう」というだけでなく、「なぜうまくいかなかったかな?」と問いかけながら、一緒に答えを導いてあげてください。
良いキックを蹴るためには、ボールの置き所も大切だということを同時に教えてあげましょう。
この1日のメニューの指導案はこちらから
ウォーミングアップ
&t=88s
2人組になり向かい合い、対面パスをしつつ、真ん中のコーンを当てる練習です。
当たるか当たらないかのドキドキで盛り上がります。
トレーニング1
&t=14s
グリッドの外側をパスで回す、よくあるトレーニングです。
シンプルですが、応用が効き、テーマに合わせてオーガナイズを変えやすいです。
トレーニング2
&t=4s
グリッド内で4対2でパスを回すトレーニングです。
難易度が高ければ、鬼を1人にしてもいいでしょう。