スペースにボールを運ぶドリブル技術習得をテーマとした指導案

今回は、スペースに運ぶドリブル技術習得がテーマの指導案を作成しました。
スペースに運ぶドリブルは、英語圏では「Run with the ball(ボールを保持した状態の走り)」と呼ばれ、ドリブルとは区別がされています。
テーマとマッチした練習が見つからなかったものは、動画のメニューにアレンジを加えてテーマに合う練習にしました。

今回の練習メニュー作成ポイント

練習の流れ
1、敵がいない状況
2、敵がいる状況(低負荷)
3、敵がいる状況(高負荷)
4、ミニゲーム

練習のポイント
一人ひとりがボールに触る回数で最大化し、なるべく待つ時間を少なくなるようなメニューを心掛けています。そして、全ての練習メニューに繋がりがあることを意識しています。

指導のポイント
ポイントを伝えたら、選手に挑戦する時間をしっかりと与えるようにしています。
練習テーマ以外の指導はなるべく避けるよう心掛けています。

1日のテーマ

スペースにボールを運ぶドリブルの習得

今回の練習メニュー作成までの流れ

1、長期育成プランから次の練習テーマを確認します。今回は「運ぶドリブル」としました。その練習テーマに必要なスキルを特定します。

2、必要スキル習得に最適だと思われる練習動画を敵がいない状態、敵がいる状態(低負荷)のものを選定します。

3、スキル練習2はプレーヤーの人数を基にスキル練習1で習得した技術を活かせるメニューを設定します。

4、最後は必ず試合で締めますが、練習テーマが活きる条件にします。今回はドリブルゴール、ピッチを大きめにしました。

この1日の練習メニューの指導案はこちらから

>この指導案pdfファイルはこちら

コーディネーション

今回は練習テーマに沿った形でコーディネーションスキルを向上できるメニューを選びました。
https://www.sharetr-soccer.com/posts/view/389

ウォームアップ&スキル練習1

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ウォームアップ
練習テーマの反復と運動量が確保できているメニューを選びました。また、列に戻るときの動作のバリエーションを増やし、ウォームアップの要素を追加しました。
本来は状況判断等が求められるメニューが好ましいのですが、ドリブルという技術的要素が高いテーマのためウォームアップでは技術面にフォーカスできるよう状況判断を必要としないメニューにしました。

スキル練習1
ディフェンスのコースに入る動作を理解できるメニューを選択しました。

スキル練習2

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動画のメニューを参考に運ぶドリブルをする機会が増えるようにアレンジをしました。
https://www.sharetr-soccer.com/posts/view/521

この1日の練習メニューの指導案はこちらから

>この指導案pdfファイルはこちら

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